§1 肩はデリケート |
肩はデリケートだということをお忘れなく。どいういうことかというと、肩というのはとても繊細だということです。 投げすぎると肩を壊してしまうし、投げない日が長く続きまた投げると痛みがでてきたりします。適度に投げ、そして投げすぎないようにしましょう。寒い日など、肩の筋肉が温まってないときにいきなり投げると肩を壊してしまうことが多いので寒い日はなおさら気をつけましょう。 そして以外に重要なことは風邪などをこじらせて熱をださないようにすることです。熱を出すと、筋肉が緩み、それはなかなかもとに戻らないらしいです。体調管理には肩を大切にするためにも大事にしましょう。 |
§2 ビフォアケアーとアフターケアーをしっかりと |
いきなり投げるとやはり体なのですから、痛めてしまいます。投げる前にストレッチなどの柔軟体操をしっかりとやりましょう。ストレッチや柔軟をしおわってもいきなり投げてはなりません。まずは近い距離から軽くなげましょう。いきなり速く投げては決していけません。投げ納め(投げ終わり)も急にやめずにだんだん軽く軽く投げていきましょう。肩はデリケートなのですから。 また、時間があればストレッチをしましょう。一回に10秒程度であまり強くやりすぎないようにしましょう。逆効果です。 |
§3 自分に合ったピッチングフォームを探す |
重要すぎることです。まずは投げましょう。そして投げることの楽しさを覚えましょう。投げることが楽しくないと上達はしません。打者相手だとなおさら楽しいのですが、「打者がいなくても投げれば楽しい」と思えば上達は早いでしょう。 投げていく上で、自分に合ったピッチングフォームというのを探したりあみ出したりしましょう。他人が投げやすい投げ方を他人に教えられてもそれは断りなさい。自分が一番投げやすいフォームで投げることが大切です。しかし、自分が投げやすいフォームとはいっても投げやすければいいというものではありません。ピッチングは肩や肘、手首だけで行うものではありません。体全体で行うものです。ではその体全体で行うピッチングというのは何なのでしょうか。 |
§4 体全体で行うピッチング |
まずは投げてみましょう。腕だけで投げたりしていませんか?もし少しでもそうだと思ったのなら上出来です。そこから頭を使って考えましょう。 体全体で行うピッチングとはそのままなのですが、足・腰・(胸)・(頭)・肩・肘・手首を完全に連動させて行うピッチングのことをいいます。足の動きがそのまま球の勢いにつながるように自分で投げて探してみてください。腰の動きがそのまま球の勢いにつながるように自分で投げて探してみてください。体全体が重要です。特に重要なのが腰です。腰の力はピッチングの要(かなめ)です。腕立て伏もいいけれどもそれ以上に腹筋も鍛えましょう。体全体で行うピッチングフォーム。こればっかりは自分で投げて探すしかありません。初めてならば非常に難しいことです。しかしこれは球の勢いもさることながら、コントロールまでもを上達させてくれます。これが出来なければ投手はあきらめたほうがいいでしょう。しかし、「あきらめるくらいなら野球をやるな」と私は言いたいです。最終的には大人になってからでも投手をやる機会があるのです。中学校で投手になれなかったからといって、あきらめるのはまだ早い。これからの人生、まだ機会はきます。絶対きます。あきらめないでください。 |
§5 最終的には |
まだ小学生や中学生の頃はまずは野球を楽しむことが大切です。中学校の部活などで顧問の先生がとりあえず走らせることがあるみたいですが、私としては走ってばっかりで野球の面白さ、素晴らしさが分かってくれないなんてもったいないです。野球が出来たのはなぜでしょう?楽しいからです。楽しくないスポーツなんてあるわけないのですから。楽しくなかったらスポーツをする意味が無いでしょう?人により好嫌はあるでしょう。野球が嫌いだったらやめなさい。私だってサッカーは嫌いです。だからサッカーはやりません。野球が嫌いならばやめればよいのです。 しかし、最終的に高校生以上になってくるとある程度野球の醍醐味がわかってきていると思います。投手に大事なのはなによりも足腰です。肩のスタミナも重要ですが、足腰はそれ以上に重要だとおもいます。従って走りましょう。特に、シーズンオフとなる冬は絶好期です。寒いのでボールを捕るときに痛かったりしますし。走ってスタミナをつけましょう。そうすれば今まで以上に制球が定まります。走ることはどんなスポーツにおいても基礎なので、とても重要です。走ることは良い投手になるための絶対条件です。 |
§6 ワンポインツアドバイス(?) |
其の一、早朝練習などで体を動かすときは筋肉をあっためるために、風呂に入っておくとよいでしょう。あっためておいて筋肉をほぐしておくと怪我がしにくいです。これは中日の福留選手も実行していました。 其の二、投球練習をするときは必ず、十分走り、十分に汗をかいてから行うようにしましょう。そうすると、体もあったまり、腕の振りも良くなり怪我もしにくくなります。 其の三、小学生や中学生のころはまだ成長期にあります。その為、肘の内側など成長していないうちに使いすぎると痛みが出てきます。スポーツをしている場合だと大抵、2週間は痛みが引きません。なので、試合では仕方がありませんが、練習での連投は避けましょう。 其の四、たまに肘が痛いからといって練習中に湿布をしている人を見かけます。止めましょう。湿布は練習が終わってからすぐにしましょう。 |